【海外】世界ブランド価値、トップ3は不動の結果
11月11日、世界知的所有権機関(WIPO)が、主にロボット工学、3Dプリント、ナノテクノロジー分野の特許等についてまとめられた「2015年世界知的所有権報告書」を公表しました。
ロボット工学分野の上位10社は、独国のボッシュ及び韓国のサムスン以外の8社が日本企業で、トヨタ、ホンダ、日産、デンソー、日立、パナソニック、安川電機及びソニーでした。
3Dプリント分野の上位10社は、米国から3Dシステムズ、ストラタティス、GE及びユナイテッドテクノロジーが選ばれ、日本からは三菱、日立及び東芝の3社、そして独国のシーメンス、MTUエアロ・エンジンズ、EOS(エレクトロオプティカルシステムズ)が選ばれました。
ナノテクノロジー分野の上位10社は、第1位がサムスンで、その他は日本の新日鉄、東芝、キヤノン、日立、パナソニック及びTDKの6社と、IBM、カリフォルニア大学及びHPでした。
WIPOが1995年以降の出願情報をまとめたパテントマップによると、日本、米国、独国、仏国、韓国で、ロボット工学、3Dプリント、ナノテクノロジーの3つの先進技術分野の75%を占めており、それ以外の新興国、発展途上国の中では、中国のみが先進的な工業国に迫る国であるとされています。