２月１３日、中国初の音商標が登録されました。中国初の音商標となったのは、中国国際送局のラジオ番組のテーマ曲（インターバル・シグナル）で、中国の国歌（義勇軍進行曲）のメロディーをアレンジした曲です。

　中国国際送局（中国国际广播电台）は、同国唯一の国家国際放送局で、中華人民共和国の対外向けラジオ放送番組です。中国国際送局は、中国の共通語及び４つの方言、３８ヶ国の外国語で北京から約２００ヶ国に向けて放送しています。

　中国商標法では、２０１３年の改正商標法によって音の商標登録出願が認められ、中国商標局は、２０１４年５月１日から音の商標登録出願を受理しています。

中国では、音の商標登録出願が、２０１６年１月末までに約４５０件が出願されており、そのうち、中国国際放送局のラジオ番組のテーマ曲が、中国の音商標として初めて登録（商標登録第１４５０３６１５号）されました。なお、この曲は、中国の音の商標登録出願の第１号でもありました。