【国内】菊正宗、感覚・触感の商標登録出願
1月27日、神戸市の菊正宗酒造は、日本酒の「カップ酒」の香り及び瓶の手触りなどを米国で商標登録出願したと発表しました。
出願されたのは、135ミリリットルの「純米樽酒」です。
純米樽酒は、カップ自体がリアルな酒樽を表現できるように、杉樽と同じ18面体の板(側・クレ)を表現してグリップ感をもたせつつ、緑の竹のタガの部分ではツルツルとした手触りを残し、木の部分にニス加工を施すことで木肌の手触りを想起させる作りとなっており、視覚(カップデザイン)、触覚(ニス加工)、嗅覚(天然吉野杉の香り)、味覚(純米酒のコク)に訴える日本独特の商品です。
菊正宗酒造は、「アメリカへ輸出開始するに伴い、アメリカでも例の少ない「感覚・触感商標」の商標登録出願を行った」とコメントしています。